KZ ZS10のレビュー

KZ ZS10のレビュー

中国の音響メーカー「KZ」のイヤホンZS10を購入したのでレビューします。一度レビューしているのですが、まさかの初期不良品だったようで、再レビューとなります。

 

KZとは?

KZとは、中国の深センのヘッドホン・イヤホンメーカー。

KZはKnowledge Zenithの略称のようです。2014年設立で安価で何処かで見たことのあるようなデザインのヘッドホンやイヤホンを作っています。最近は特にイヤホンに力をいれているようです。

どこかで見たことがあるようなヘッドホン、KZ GK-LPS

http://forum.avmania.e15.cz/viewtopic.php?f=1712&t=1226290より引用

 

どこかで見たことがあるようなイヤホン KZ ZS5

https://www.head-fi.org/threads/knowledge-zenith-kz-impressions-thread.698148/page-1179より引用

 

まあ、よくある中国のパクりヘッドホン・イヤホンメーカーの一つではあるのですが、3千円くらいでリケーブル可能なハイブリッドイヤホンとか平気でバンバンリリースするので、世界中の私みたいな貧乏オーディオ好きの注目を常に集めています。

店頭での販売などはせず、基本的にECサイトのみで販売しているようです。GEARBESTやAlibaba、各国のAmazonで購入することができます。流通のコストを抑えることで価格を抑えているという感じでしょうか。1万円以下の低価格商品であれば店頭で視聴せずネットの評判だけで私を含めたユーザーは手を出してくれるでしょうし、今風な業態だなと思います。

公式サイトがありました。

http://www.kzacoustics.com/

 

KZ ZS10

ということで、今回購入したのは、KZのZS10というモデル。

ダイナミック型ドライバー(DD)を1基とバランスドアーマチュア型ドライバー(BA)が4基搭載されているいわゆるハイブリットイヤホンというやつです。

元気がよく低中音が良く出るが高音の表現が不得意なDDと、高音の解像度が高いが低音が出にくいBAを組み合わせることでいい音がするぜ。っていうものです。ZS10のBAは高音を担当するBA2機と中高音を担当するBA2機が搭載されているようです。一流の音響メーカーでこのスペックなら5万円は余裕でするわけですけど、KZは、6,600円ということで、かなり話題になっているようです。

インピータンスがやや高めで32Ω/104dB。

公式曰く100~200時間のエージングが必要ということです。

 

最初に購入したものが、どうも初期不良品だったようで音の籠もりがすごかったのですが、交換してもらった商品はそこまでの籠もりはなく、問題なく聴くことができました。Amazonでちゃんとしたショップで買っておいてよかったです。

そのため、このレビューは2回目、書き直しとなりました。。。

 

箱です。商品写真と型番とスペック。シンプルです。

 

開封するとこんな感じ。今回は赤にしました。黒や青だと赤い基盤が透けて結構派手だったので、赤も派手ですけど基盤が目立たないので良いかなと。

 

中身はこんな感じ。イヤホンとイヤーピース、ケーブルです。必要最低限といった感じ。ケーブルはブロンズカラーで落ち着いた感じ。程々に柔らかくて使いやすそうです。シェア掛け用の針金入りです。L字プラグ。

 

こんな感じです。イヤホンとしてはかなり大きめ。なかなか格好いいように思います。見ての通りプラスティック製。ビルドのクオリティは低くはないと思います。

 

遮音性・音漏れ

遮音性はそこそこです。実用で困ることはなさそう。

音漏れについては結構するように思います。静か過ぎる室内などではちょっと不安です。

 

装着感

まあ、でかいんでね。重さはそこまでないですが、装着感が良いとは言えないかなと。ノズルも短めなので耳に当たる人は結構いそうです。付属のケーブルの針金部分が硬いので長時間使っていると痛くなる人もいそうです。

 

リケーブル

リケーブル対応ということで、NICEHCKの8芯銀メッキ高純度銅のケーブルにリケーブルしてみました。ややボアつき気味だった中低音が適度に締まり全体的に解像度がアップしたように思います。

 

イヤーピース

付属のイヤーピースはやや硬く、フィット感がイマイチでした。手持ちのイヤーピースで色々試してみましたが、ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースが最もいい感じかなと個人的に思いました。低音が更に締まり輪郭が掴みやすくなり、高音のキレが増してヌケが良くなったように思います。

 

音質

今回もTopping DX7sに繋いでTIDALのハイレゾを中心にROCK、POPS、R&B、HOPHOP、JAZZなど聴いてみました。

音場はさほど広くなく普通。中低音に厚みがあり、ウォームで濃厚な音。中低音に厚みがあるので、どんな曲を聞いてもわりと迫力があります。これを元気だと好ましく感じるか、ちょっと煩く感じるかで評価がガラッと変わりそうな印象はあります。

低音は手持ちで結構下の方までズシズシ出るQT2と比較すると、ものすごく出ているという感じではありませんが、十分な量があると思います。バスドラのアタックはやや柔らかめですが輪郭はぼやけることはない程度。ロックやテクノを聴く分には十分迫力があるかなと思います。

高音はエッジが強調されるようなものではなく聞きやすいチューニング。そのため、分かりやすく解像度が高いという感じではないので、どちらかと言うとリラックスして音楽を聴くBGM的な用途に適している感じかなという印象。ただ、女性ボーカルが少しだけ遠いのでやや分析的になってしまうのが少しだけ残念な感じ。

とはいえ、全体的なバランスはとても良く、オールジャンルに適したウォームなイヤホンで、移動中や作業中などの、ながらイヤホンとしては充分な性能だと思います。

 

 

最初に言ったように、中低音に厚みがあるので、圧縮音源を聴いた場合に音痩せをさほど感じないのもなかなか良いなと思いました。

 

まとめ

ハイスペックな中華イヤホンということで、個性的なサウンドを想像していましたが、想像以上に聞きやすく優等生的なイヤホンでした。

特定のジャンルを聴く。ということではなく、色々なジャンルの音楽を聴く方で、リスニング用途、ながらイヤホンを探している人にはなかなか魅力的な商品だと思います。

 

 

中国のセラーですが、ここから買うと安い。私のように初期不良品を掴む可能性ないわけではないので、保証やサポートなどがちゃんとしている上のWTSUN Audioが販売している方が安心かなとは思います。

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