KZのED15を購入したのでレビューしたいと思います。
KZ ED15
中国のイヤホンメーカーKZのED15は、低価格なイヤホンを多くリリースしているKZの中でも特に安いモデルで、amazonで2,500円くらいで購入出来ます。
2,500円にも関わらずDD+BAのハイブリッドイヤホンということで、さすがスペック番長のKZといったところでしょうか。
パッケージです。白抜きのイラストです。シンプルでわりと好きです。
開けるとこんな感じ。光が反射して分かりにくいですがハウジングに筆記体でRightとLeftと書いてあります。個人的には、ちょっとダサいと思うのですが分かりやすいですね。
内容は、イヤホンとイヤーピース三種類(S.M.L)です。
イヤーピースです。どこかのメーカー品のような感じでギザギザ仕様。ちょっと硬めでフィット感が今ひとつなので交換したほうが良さそうな感じはします。
イヤホンはこんな感じです。安価なモデルなだけあってリケーブルはできません。ケーブルはやや硬め、値段なりといった感じかと思います。シェア掛け(耳掛け)しなくても良いタイプなので、耳掛けが苦手な人にもいいですね。
プラグはL字です。
音漏れ・遮音性
背面に大きくダクトが空いており、音漏れ、遮音性についてはハイブリッドイヤホンとしては普通だと思います。
音質
今回もTopping DX7sに繋いでTidalを中心に聴いてみました。
一聴して思ったのが、音場が広く汎用性の高そうな低音イヤホン。窮屈な感じがしなくて好印象です。
高音は刺さるほどではないですが、ほどほどにキレがあり音のヌケはよく思います。低音は結構低いところまで出ていますがボワッとせず、締まりそこそこあります。他の音域に比べると低音に押し出し感があるので近年のロックやEDMといったジャンルも楽しく聴くことが出来ます。
ボーカルも程よい近さで聞きやすいので、ポップスを聴く際も特に分析的になることなく楽しく聴けます。
低価格の低音寄りのイヤホンとしてはかなり完成度が高いように思います。音のバランスが良く、色々なジャンルを聴くことが出来る懐の深いイヤホンです。
ごちゃついた前衛的なテクノなんかを聴くと、分解性能がさほど高くないのが気になったりしますが、普段のリスニング用としては全く問題ないかと思います。
まとめ
価格を考えると、ビルドのクオリティも音質も充分すぎると思います。はじめてのイヤホンとして、サブとして、オススメ出来るイヤホンだと思います。