Topping DX7sのレビュー

Topping DX7sのレビュー

Topping DX7sをAliexpressで買いましたので簡単にレビューを。

スピーカー(Q Acoustics Concept20J)とヘッドフォンを使い分けているわけですが、スピーカーはTEACのUD-501とAX-501で鳴らしていて、ヘッドフォンアンプはFOSTEXのHP-A4BLを使っています。

常々このスピーカーとヘッドフォンへのDACの切り替えが結構面倒くさいなど思っていて、

プリアンプ(AX-501)へのバランス出力が出来て、尚且ヘッドフォンアンプとしても利用できるDAC付きの複合機を探していました。手頃な値段で。

で、Topping DX7s。これ1台あれば、UD-501とHP-A4BLを処分してコンパクトにできるかも。と思い、今回購入してみました。

Aliexpressで注文後、9日で到着。ものすごいガムテープ。

ガムテープでガッチガチに固められたダンボールを開けると・・・

やや破損していますが、ちゃんとした箱。

開けると、本体、電源ケーブル、USBケーブル、説明書と保証書、SHOPがおまけしてくれたRCAケーブルが入っております。

 

デスクに乗せると、こんな感じ。デザインは無難な感じですね。Macに合わせてシルバーにしましたけど、黒いほうが良かったかも。サイズは、22cm×20.5cm×5cmと、そこそこ小ぶりでいい感じです。

 

中国の税関で通電されて壊れたら最悪だから220Vで出荷するけど、電源入れる前に、115Vに必ず変更してね。と店の人にメッセージで3回位言われていたので、忘れずに変更しました。

一応、Toppingのハイエンド商品ということで、箱から何から意外にしっかりしてるなと思いました。中身のほうにも期待をしてしまいます。

 

使ってみて

結論から言うと、当初の目的は達成できませんでした。

購入前にダウンロードして読んだPDFの説明書には、ヘッドフォン出力だけのモード、ライン出力だけのモード、ヘッドフォン出力とライン出力を両方するモードの3つを切り替え、選択できると書いてあったのですが、いろいろ試してもデフォルトのヘッドフォン出力とライン出力を両方するモードのまま。切り替えることが出来ません。

ヘッドフォン出力とライン出力を両方するモードだと、スピーカーからヘッドフォンに切り替える時に、プリアンプの電源を切って、ライン出力の時は音量最大にするので、音量をかなり下げてから聴くことになります。これは、今までよりも手間がかかります。。。

これ、リモコン(別売り)がないと切り替えが出来ないっぽいです。そしてそのリモコンがどこで買えるのかが分からずちょっと参っています。

なぜ本体でこの操作ができないのか・・・。DX7ではリモコン付きだったのに、なぜ今回はリモコンが付かなくなったのか・・・。なぜ説明書には出来ると書いてあるのか・・・。

※リモコンは現在開発中?みたいです・・・。

6年ぶりのToppingでしたが、今回もヤラれた。って感じでした。(前回は初期不良2連発)

 

スペックなど

ヘッドフォンアンプ

USB IN:44.1KHZ-384KHZ/16Bit-32Bit、DSD64-DSD128(DOP)

バランス

SNR:≥120dB

周波数特性:20-20kHz

出力電圧:16.2Vpp@32Ω、36.2Vpp@300Ω

出力インピーダンス:<20Ω

クロストーク:-129dB(1Khz時)

最大出力:1000mW (RL=32Ω)、 546mW (RL=300Ω)

ヘッドフォンインピーダンス:32Ω-600Ω

アンバランス

SNR:≥121dB

周波数特性:20-20kHz

出力電圧:13.3Vpp@32Ω、18.7Vpp@300Ω

出力インピーダンス:<10Ω

クロストーク:-124dB(1Khz時)

最大出力:690mW (RL=32Ω)、 146mW (RL=300Ω)

ヘッドフォンインピーダンス:16Ω-300Ω

DAC

主な構成:xmos (XU208) + 2 × ES9038Q2M + 4 × OPA1612
入力:USB、COAX、光、AES
サンプリング周波数:最大32Bit/768Khz(同軸、光、AES時24Bit/192Khz)
USBのみDSD64-DSD512、同軸、光はDSD64

 

という感じの超絶スペックです。気になるのは出力インピーダンスの高さでしょうか。イヤフォンを持っていない私にはあまり関係なさげですが。

 

音について

TEACのUD-501とDACの比較を簡単に。

海外のレビューなんかと見ているとDAC部の評価がかなり高い感じ。ちなみに、同社のDACのD50はDX7sとDACの性能はほぼ同じ。DX7sからヘッドフォンアンプ部を無くしたものということらしいです。DAC部に魅力を感じている人はD50で良いかもしれないですね。

DX7sはDSD512までイケますが、UD-501に合わせてDSD128で比べてみました。

解像度、音の分解性能は、DX7sのほうがかなり上。DX7sのほうが全体的にスッキリしています。フラットに近いと言えばいいのかもしれませんが、音量が上げられるのもDX7sのほうですね。高音域が曲やヘッドホンによっては多少刺さると感じる人もいるかなと思いましたが、個人的には許容範囲内です。打ち込みなんかとの相性は最高ですね。

中音域、低音域はUD-501のほうがやや出てるかなという感じ。特に中音の押し出し感が強いです。単体で普段聞いている時は全く気になりませんでしたが、こうして比べてみると複雑な打ち込みの曲なんかは、ごちゃっとして若干聴きにくいと感じました。その分、迫力はUD-501のほうがありますね。アナログ感というか、例えばベースがドライブしてる感じとか、スネアのアタック音とか、男性ボーカルの表現など、良いなと思いました。

UD-501はヘッドフォンアンプはおまけで殆どDACといわれている(私も感じている)機種なので、ヘッドフォンアンプの方もわりとしっかりしているDX7sとの比較と考えると、DX7sはだいぶコストパフォーマンス高いんじゃないかと思います。

ヘッドフォンアンプの性能としては、DT 1990 PROをボリューム7割くらいできっちり鳴らすのでハイパワーとまではいかなくとも、そこそこあるのかなと思います。だいぶ鳴らしにくいHE560でもアンバランスでボリューム8割程度、バランスなら7割程度で十分音量が取れました。マッタリ、艷やか、温かい、とは真逆で、シャキシャキ、ドライ、ややクールな感じ。

音源の音質がさほど良くない場合や圧縮音源を聴く場合では荒が目立って仕方がないので、そういった音源の場合はDACのみ利用してRCAでMassdrop Objective 2に繋げて使っています。

 

まとめ

Topping DX7s、当初の目的は果たせませんでしたが、4万ちょっとでこの音質。なかなか良いと思います。

5万以下でヘッドフォンのバランス接続できるDAC/ヘッドフォンアンプを探している人には(そもそも選択肢がないですけど)割とオススメできるかなと思います。

 

 

  1. ライン出力の切り替えは、メインノブのダブルプッシュで順番に切り替え出来ますよ!
    リモコン無しでも全て操作出来るようです。

  2. Toku様
    はじめまして。当ブログの管理人です。
    コメントありがとうございます。ダブルプッシュで切り替えられるとは気づきませんでした。大変助かりました。ありがとうございます。記事の方も書き直したいと思います。

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